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貝のルアー(鮑)
最近になって急にあわびのルアーは有名になってきましたが、今だにあわびルアーを使う人は少なく今一つ地味な物だ。しかし性能はきわめて優秀なのはあまりしられていない。これは工場などでの量産がきかないで一つ一つ手作りになってしまうからだろう。そんな訳で、十年も以上前、釣りの雑誌に、ルアーとしては、ずば抜けた性能があり、なんとか紹介してくれないかと話しを持ちかけたことがあつたが、ことわられた。またここ2.3年前にも、貝のルアーを紹介してもらおうと思い、話しをもちかけたが、あまり乗るきがないようなので、よく聞いてみたら、編集長をふくめて、誰一人あわびルアーにかぎらず、魚をルアーで釣った事がないらしい(^-^;。もう一件別の出版社にも、話しを持ちかけたが、やっぱり今一つの反応だった。さて、この人気のないあわびルアーの釣果だが、ブラックバスだと、1年で300匹以上釣り上げた年もあり、また、ニジマス、イワナ、ヤマメ、などには、あわびルアーの小さい物が、大変有効なことがわかった。そこで、最近ホームページ を作れる様になったので、積年の恨みをはらしたい(^-^;。と言うよりは、使う人を増やしたい。ちなみに、この上に張り付けてある、あわびプラグは、1年前に作った物で、あわびプラグとしては、世界に2個
しかないはずだ。これは4面に女貝あわびが張り付けてあり、中にはバルサと鉛が入っていて、強度をたもつために、リペットでとめてある試作品。通常、あわびルアーはスプーンで、これは量産せいにすぐれ、またアワビの持つ曲線が生かされる訳である。
近代貝ルアーの歴史
ルアーをやっている人なら「平砂浦スペシャル」と言うルアーの事を聞いたことがあるかもしれないが、全貌はあまり知られていない。このルアーは日本で遠投用リールが使われ出した、昭和40年代後半に開発されたようだが、現在ではステンレスの板に、女貝あわびを張付けたもの(または人工あわびのシール)をさしている。しかし、最近ルアーをは初めた人は知らないかもしれないが、これが本物の「平砂浦スペシャル」かと言うと、ちょとちがいます。本当の平砂浦スペシャルは、鉛をハガキで作った型に流したり、泥で作った型に流した鉛のムクの物を当時その様に呼んでいたようだ。そのうちに、この型の底にアワビのかけらを入れて鉛を流した物が良く釣れると言う噂が広まり、みんなが作り出したようだ。ちょうど石原裕次郎が、「イカセルゼ」と言っていて、房総にやたらと「ハワイ」と言う看板が立ち、トーテムポールが立てられた時代である。もちろんこの問題の平砂浦スペシャルは、スズキ、カンパチ、ヒラマサを獲物にしていた。
なんでも、このムクの平砂浦スペシャルは、鉛の重りをスズキが、平砂浦で襲っていたのを、誰かが見て、それをヒントにして作られたらしい。それほど魚影が濃かったのだ。
さて上のルアー説明だが、1は雌貝鮑の裏側を使った物、2は雌貝鮑の表を斜に使った物、3は雌貝鮑の裏を横目に使った物、4は雌貝あわびの表を縦に使った物、5も4同様、6は表を立て目に作った物、7は雄貝鮑を横目に作った物です。つかみとして、立て目のルアーは、海水魚用、横目のルアーは淡水魚とわける事ができます。どちらにしてもブラックバスは、イチコロな訳で、バスプロが使わないのがちょっと不思議なくらい良く釣れる。
左が黒鮑、右が雌貝鮑
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